アメリカで驚いたこと3

アメリカ留学中驚いたことシリーズ説明編後編です🇺🇸

これ、日本の音大では、やってみよう、という発想すらありませんでした。なので初めて練習室の廊下を歩いている時にいきなり声をかけられて「明日本番だから、ちょっと聴いてくれない？」と見ず知らずの人に言われた時はびっくり。一曲聴いてあげて、その後にアドバイスを求めて来る人もいれば、「ありがとう！超助かったよ。」と言って終わりの人もいましたが、グランドピアノがやっと入るほどのせっっまい練習室に一緒に入って聞いてもらうとかなり緊張するので、成る程これは良い練習だなぁ、と感心。自分もよくつかう戦法になりました。一度ヴァイオリンの人から声をかけられ、「これを聴いて欲しいんだけど、ねぇ、今だけ伴奏もできる？」と言われ、その場で楽譜を渡されて、聴いてあげるというか、なんとなく伴奏をしてしまった事もありました…笑 歩いてる見ず知らずの人に声をかける事に抵抗の無いらしい事に最初は驚きましたが、気がつくと自分もできるようになっている事に一番驚きました。恐るべしアメリカの空気。

これ、最初に見た時は、もしかして倒れてる⁈とか思いましたが、よく見ると自分のカバンを枕にしていたりして、あ、寝てるのね、と。笑 アメリカの大学、特に音楽科は、普通の勉強の宿題だけでもかなり膨大な量なのに、それに加えてというか、メインに楽器の練習があるので、かなりタイトなスケジュール。たまに少し時間が空いた時には、何よりも寝たい‼︎そしてこれも、最初びっくりしてドン引きだったのに自分もできるようになっちゃったシリーズです…。基本的に地下の練習室の廊下や階段のホールは全てカーペット敷きなので、みんなよく地べたに座ってパソコンを出して勉強してたりするのですが、勉強した後、次の授業まで練習室が無い時などは、私も仮眠をとったりしてました。私は必ずジャケットなどで顔が見えないようにして寝てましたが、思いっきり仰向けや横向きで寝顔全開の人もいたし、座ったまま寝てる人、うずくまってる人、様々でした。

日本では、レッスンの時は先生に原譜、自分用にコピー譜という感覚でいたのですが、こちらでは原譜はあまり持ち歩きませんでした。みんな自分の今学んでいる曲を全てコピーして、パンチで穴を開けてファイリング。そうすれば、先生もパッと書き込めるし、楽譜を何冊も持ち運ぶ必要も無いし、とても良い方法でした。これのために、音楽科の生徒は大学のコピーセンターに足繁く通う事になるのですが、コピーセンターによって自分でコピーする所もあればスタッフがしてくれる所もあり、スタッフにお願いする時は申し訳ない気持ちになりました。原譜からのコピーって、1ページずつするしかなくて、面倒なんですよね…😢でもずっと通ってると向こうも慣れてきて、「やぁ、今日はどれ？😊」って感じでパパッとやってくれる様になったり、顔見知りが自然と増えました。

パソコンが無いとアメリカで学校生活は送れません。私の行った学校では、レポートや宿題の提出、テストの連絡から練習室の予約まで、全てオンラインでした。学校の中はどの建物もWi-Fiがあり、ほぼいつでもどこでもレポートや宿題をするのにパソコンを開いている生徒がいました。

学校が始まって、最初に壊れたのは私の通学に使っていたリュックサックでした。楽譜のファイル、パソコン、筆記用具、お財布、スナック、教科書も厚さ5センチとかのものが数冊…とか。それに加えて、文字通り一日中学校にいたので、お弁当…なんてしてたら、あっという間にベルトの根元部分に切れ目が。私も肩に違和感が…💦大きなゴツいリュックに替えて、学校に着いたらロッカーになるべく荷物を移すようにして、事なきを得ました。因みに、リュックサック以外のバッグだと肩にかかる圧力がすごすぎて身体を壊すのでオススメしません。

これ。本当によくいるんです。そして意外と美味しい。…でもやっぱり不思議。ピーナッツバターを甘いものではなくナッツのペーストだ、と思ったら、少し違和感が無くなるかもしれません。…多分。

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というわけで、アメリカで驚いた事シリーズ説明編後編でした🇺🇸

長文ブログすみません〜💦これ、読んで下さるお優しい方は何処かにおられるのだろうか。笑

アメリカで驚いた事はまだまだあるので、また今度書きますね！